女性を笑顔にする、マーケティングのヒント。

今や消費の8割以上の決定権を握ると言われる「女性消費者」から選ばれ、愛され続けるためのマーケティングのヒントをお届けします。

自分のニオイが気になった時、若い女性の対処法は?

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。

ジメジメとした蒸し暑さに比例して汗やニオイが気になる季節になりました。株式会社マンダムが、15歳~24歳の男女909人を対象に行ったニオイ(体臭)に関する調査結果では、制汗剤やボディシート等のニオイケアグッズを持ち歩いている割合は男子が約6割、女子が約8割という結果に。女子の方が汗・ニオイ対策をしている率が高いことがわかりました。

 f:id:happymk:20170721224231j:image

また、密室や密着するシーンでニオイが気になったことがあるかという質問では、男子は「横並び席」に座る時で40.6%、女子は「ハグをする」時が55.4%でトップになり、好きな人には自分のニオイを気づかれたくない、というオンナゴコロが見えてきます。

 f:id:happymk:20170721224254j:image

自分のニオイ(体臭)が気になった時のとっさの対処方法では、女性は「気づかれないことを祈る」がトップとなり、他力本願的な気持ちがみてとれます。また「今日はくさいかも」とカミングアウトする女性も2割おり、

とっさの時の対処方法にも大きな違いがあることがわかります。

f:id:happymk:20170721224308j:image 

ところで、私のオフィスで斜め前に座っている50代の女性は、ギャッビーの男性用デオドラントボディーペーパーを利用されています。彼女に聞くと「男性用の方がガッツリ気持ちがいいから」との回答。男性向け商品を女性が使う。女性向け商品を男性が使うといったユーザーの逆転現象は、このほかにもいろいろありそうですね。