女性を笑顔にする、マーケティングのヒント。

今や消費の8割以上の決定権を握ると言われる「女性消費者」から選ばれ、愛され続けるためのマーケティングのヒントをお届けします。

高級「生」食パン専門店『乃が美』から学ぶ小さな会社のブランディング。

みなさんこんにちは。女性マーケティングラボの和田康彦です。 日本全国で多い日には一日何と80,000万本以上売れている高級「生」食パン専門店「乃が美」。2013年10月に大阪で創業し、わずか6年8ヶ月で目標だった全国47都道府県に出店、2020年9月現在189店舗…

コロナ禍でも好調、D2Cブランド「フーフー」から学ぶニューノーマルの時代の経営のヒント。

みなさんこんにちは。女性マーケティングラボの和田康彦です。 新型コロナウイルスの影響で、アパレル業界は苦境に立たされています。5月15日には、「ダーバン」「アクアスキュータム」などのブランドを展開する老舗・レナウンが民事再生手続きを開始しまし…

ニューノーマル時代をリードする、鳥取発のバッグメーカー、バルコスがTOKYOPROに上場

鳥取県倉吉市に本社を構えるバッグメーカーのバルコス(山本敬社長)は2020年8月28日、東証TOKYO PRO Marketに新規上場を申請しました。上場日は10月2日を予定しています。 バルコスは1991年に設立。バッグブランド「バルコス(BARCOS)」「バルコスジェイラ…

「ルルレモン」に学ぶ、つながりを大切にして女性客をファンにする方法。

みなさんこんにちは。女性マーケテイングラボの和田康彦です。 新型コロナウイルスの影響で、世界中の健康意識が高まっています。体力がないと命の危険につながると感じる人々が増加し、事態が収束した後も、健康を重視する動きは続くと思われます。 ところ…

男性マーケターが知っておきたい、女性消費者のこころをつかむ5つのポイント。

みなさんこんにちは、女性マーケテイングラボの和田です。 私は、30数年間にわたって、女性向け通信販売会社で商品開発やメディアプロデュース、マーケティング業務に携わってきました。その中でひたすら考えてきたことは、どうすれば女性のこころをつかんで…

「明日、何着ていこう?」女性の永遠の悩みにこたえるファッションアプリ「XZ(クローゼット)」

みなさんこんにちは。女性マーケテイングラボの和田です。 女性には様々な悩みがありますが、働く女性にとって「明日、何着ていこう?」という悩みは普遍的で永遠の悩みといっても良いと思います。 「いつも同じ服を着ていると思われたくない」「洋服はたく…

アパレル大不況の中で9期連続増収総益。 「ワークマン」躍進の女性向けマーケティング戦略を徹底検証。

2020年2月7日に発表された株式会社ワークマンの2020年第3四半期のチェーン全体売上は前年同期比32.1%増の965億100万円、営業利益は同48.7%増の162億9000万円と、消費増税や暖冬の影響をもろともしない好調ぶりを示しました。また同日2020年3月期の通期予想…

米D2Cベンチャーの「キャスパー」は、寝具ではなく「眠り」を売るライフスタイルブランドだ。

みなさんこんにちは。 2017年度のユーキャン新語・流行語大賞トップ10にも選ばれた話題の言葉「睡眠負債」。睡眠負債とは、睡眠不足が借金のように積み重なってあらゆる不調を引き起こす状態のことをさします。日本は睡眠負債大国と呼ばれています。事実、平…

阪急うめだ本店の「バレンタインチョコレート博覧会2020」は、女性をワクワクドキドキさせる宝庫だ。

阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)では、今年も1月22日から「バレンタインチョコレート博覧会2020」が開催されています。私も先日会場を訪れましたが、還暦を越えたおじさんも心もワクワクドキドキ。女性のこころを動かす秘訣をたくさん学んできました。 ■…

買った後の満足こそが大切。

調査会社のクロス・マーケティング(東京・新宿)の調査結果によると、ネット利用者の8割弱が口コミを見ていることがわかりました。情報源としては電子商取引(EC)サイトが55%と最多。、口コミを見る状況は「買ったことのない商品を購入する時」が69%と多く…

シズル感のある写真で女性のココロを惹きつけよう。

みなさんこんにちは。和田康彦です。 今日の新聞に、ご覧のような美味しそうなスイーツの写真が並んだチラシが折り込まれてきました。この10月にそごうから阪急に屋号が変わった神戸阪急のチラシです。 実はこのチラシ、関西の女性向け地域情報誌SAVVYとタイ…

メンタルアカウンティング(心の会計)って何?

みなさんこんにちは。和田康彦です。 普段はスーパーで買物する際、1円でも安いものを選ぶ人でも、旅行に行くと、ちょっと気が大きくなって財布の紐が緩んでしまう。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 他にも、「宝くじの当せんで得た30万…

「フォーエバー21」を破綻に追い詰めた消費者や市場の変化とは。

みなさんこんにちは。和田康彦です。 2019年9月29日、米フォーエバー21(FOREVER21)の経営破綻が伝えられました。9月25日には、日本からの撤退も発表。10月末をもって国内14店舗とオンラインストアはすべて閉鎖される予定です。 フォーエバー21は、韓国から…

既存店を伸ばすには『店の鮮度』が重要だ。「スシロー」好調から学ぶ、お客様を惹きつけるヒント。

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。 回転ずしチェーン最大手「スシロー」を展開するスシローグローバルホールディングスの業績が好調です。2019年9月期第2四半期累計(2018年10月~2019年3月)の売上高に相当する売上収益は9…

「楽しい」「面白い」が私たちの行動を変える「ファン・セオリー」とは?

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。昨日から始まった10連休。みなさんはどのようにお過ごしですか。旅行やアウトドア、テーマパークや動物園など、楽しくて面白いことを求めて行動されているのではないでしょうか。必要なも…

社会や環境を意識した経営戦略に舵を切ろう!

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。 このところ「ESG」ということばをよく耳にするようになりました。ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。今日、企業の長期…

2040年の世帯推計、高齢者の「おひとりさま」の存在感が高まる!

国立社会保障・人口問題研究所は、4月19日、2019(平成31)年推計の「日本の世帯数の将来推計 (都道府県別推計)」を公表しました。 この推計は5年ごとにまとめており、都道府県別に、5つの家族類型(単独世帯、夫婦のみの世帯、 夫婦と子から成る世帯、…

消費者視点に立って、小売りの未来を考えよう。

みなさんこんにちは、ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。日本の小売業界は今、人手不足に悩みネット通販の攻勢に押されています。ローソンは11日、2019年度の店舗数の純増をゼロにすると明らかにしました。セブン&アイ・ホールディングスも19年度…

デジタルとアナログの融合でお客様の心を捉えよう。

みなさんこんにちは。和田康彦です。 ファーストリテイリングの柳井社長は、「できれば有明本部の半分の人員をIT(情報技術)関連にしたい。半数はインド出身者、20~30%を中国や台湾から呼ぶ。日本人もITスキルをつけないといけない。」と日本経済新聞の中…

ニッチ分野で日本一、世界一を目指そう!

みなさんこんにちは、和田康彦です。 「自分たちは大きな市場は狙わない。すべて非常に特殊なニッチのサービスばかりを追求する。そのニッチ分野で世界のトップ企業になり、大きなシェアを獲得できれば、その市場で高い利益率を確保できる。ただ、それだけで…

経営者の理念こそ、新しい価値を生み出す原動力になる。

ストライプインターナショナルは、女優の広瀬すずが主演する「アースミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC & ECOLOGY」の新しいCMを2019年2月21日に公開しました。監督は、カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した映画「万引き家族」の是枝裕和監督です。 同ブ…

生活者の視点に立って、新たな市場を生み出そう。

みなさんこんにちは。和田康彦です。 今や、どの家庭にも一つはある透明収納ケースやHGチェスト。これらを開発して大ヒットさせたのが、日本を代表する日用品メーカー「アイリスオーヤマ」です。同社は生活の中に潜む様々な問題点・不満点を察知し、それに対…

大きなロマンを土台に、独自商品の開発と買い物しやすい環境づくりでファンを広げよう。

みなさんこんにちは。和田康彦です。今、日本の小売業は曲がり角を迎えています。百貨店やスーパーマーケットに限らず、コンビニエンスストアや専門店でも成長に陰りが見えてきました。 生活雑貨店「無印良品」を運営する良品計画は1月9日、売上高にあたる営…

「あったらうれしい」を形にしよう。

みなさんこんにちは。和田康彦です。 日本経済新聞社は小売店のPOS(販売時点情報管理)データに基づき、加工食品や飲料など約2000あるカテゴリーごとに2018年に最も売れた商品を「日経POSセレクション売上No.1」に決定しました。 平成を通じて分類別売上№.1…

生活者のメリハリ消費がますます鮮明に!

なさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。 2018年3月~11月の小売業主要20社の連結決算は、7割の14社が営業増益を達成する結果となりました。中でもセブン&アイホールディングスとイオンは最高益と更新しています。 両社ともに、好…

ワークスタイルの変化に注目しよう!フリーランスが増えている。

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。 インターネットやスマートフォンの普及は、私たちの働き方をも大きく変えています。例えば、配車サービスの米ウーバーテクノロジーズのように、ネット上のプラットフォームで仕事を発注す…

人生100年時代。働くシニアが生み出す新市場。

みなさんこんにちは。ライフスタイルスタイルマーケティングの和田康彦です。 厚生労働省が毎年発表している日本人の平均寿命は、男性が81.09歳、女性が87.26歳(いずれも2017年)で、高度経済成長期の1960年と比較すると、男性は15.77歳、女性は17.07歳も伸…

現代人は「楽しいことに敏感!」お客さまとの会話が売り上げを生む。

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。今年も一年、ご愛読いただき本当にありがとうございました。 毎年大みそかの朝は、フジテレビ系で放映されている「景気満開テレビ」を楽しみながら見ています。毎年全国津々浦々から、繁盛…

女性の就業率が初めて70%を越えました。

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。 総務省が28日発表した8月の労働力調査によると、15~64歳の女性のうち、就業者の比率は前月比0.1ポイント上昇の70.0%と、初めて7割台に達しました。前月に続き、比較可能な昭和43年以降…

女性の就業率が初めて70%を越えました。

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。 総務省が28日発表した8月の労働力調査によると、15~64歳の女性のうち、就業者の比率は前月比0.1ポイント上昇の70.0%と、初めて7割台に達しました。前月に続き、比較可能な昭和43年以降…