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アーバンリサーチドアーズが新たな体験型スペース「DOORS HOUSE」をオープン!

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。

 

若者に人気のファッションブランド、アーバンリサーチドアーズは、2017年10月7日(土) より、大阪のURBAN RESEARCH DOORS南船場店に併設していた「DOORS DINING」を、キュレーションスペース「DOORS HOUSE」としてリニューアルする。

 

DOORS HOUSEは、同ブランドのフィルターを通し、「物を買う楽しさ」や「新しい経験価値」を届ける催事場がコンセプト。店内では、美味しいコーヒーや新たな看板メニューの「ハウスサンド」を食べながら、様々なイベントに参加できる。

 

毎回、様々なワードを切り取りテーマに掲げ、「この場所で・その瞬間」しか体験できないようなイベントを開催。新しい発見ができる、親しい友人宅のような場所を目指す。

 

DOORS HOUSEのオープニングを飾る期間限定イベント第一弾として、地方や地域にスポットをあてその土地ごとの特産品や作り手たちの想いを届ける「SHARE THE LOCAL」を開催。西日本ではまだまだ馴染みのない「秋田」をテーマに、単なる特産品や民芸品ではなく、アーバンリサーチドアーズのフィルターを通した ”秋田のいいモノ” を集める。期間中は、今回のイベントが「秋田」をテーマに掲げるきっかけとなった、トラベルライフスタイル誌『PAPERSKY(ペーパースカイ)』と連動した取り組みも紹介する。

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PAPERSKY no.54の誌面CRAFTSMAN SERIESの中では日本の作り手「柴田慶信商店」仲澤恵梨さんを紹介しており、会場では、期間限定で柴田慶信商店の曲げわっぱを展示。会期中は、曲げわっぱの作業工程の紹介や物販、展示も実施する。

 

さらに南船場店の軒先にて不定期で開催していたマルシェが復活する。開放的な青空の中、生産者が持ちよった安心で新鮮なお野菜や加工食品の販売をはじめ、季節に合わせたイベントの開催や、ゲストを招く。今回は秋田にちなんで東北の農家より直送の新米なども販売する。

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ネット通販という台風が街の小売店を蹴散らそうとしている中、今回のアーバンリサーチの取組みはこれからの店舗のあり方を探る実験場といえる。モノを手に作り手の思いに触れたり、農家の作った美味しい野菜を直接買ったり。作り手と買い手の接点があるお店には無限の可能性がある。