女性を笑顔にする、マーケティングのヒント。

今や消費の8割以上の決定権を握ると言われる「女性消費者」から選ばれ、愛され続けるためのマーケティングのヒントをお届けします。

SDGsを取り入れている企業には信 頼感・好感を持ちやすい!

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。
株式会社電通は、全国10~70 代の男女計 1,400名を対象に、SDGs に関する「認知・理解」「興味・関心」「SDGs 認知者のプロフィール」「情報接触経路」に ついての現状を把握するため、「SDGs に関する生活者調査」を実施。今年の4月に結果を発表しました。

電通が発表した調査結果は、
1.SDGs の認知度は14.8%。認知度自体はまだ低いものの、SDGsの17の目標テーマを提示した上での共感度の平均は73.1%と高く、理解が進めば今後のアクションにつながって いく可能性がある。
2.SDGsの17の目標テーマの中で、共感を呼ぶテーマ、企業に期待するテーマ、個人的に取り組みたいテーマは異なる。
①「水」「海」のテーマ ⇒ 共感を呼ぶ傾向
②「水」「エネルギー」「海」のテーマ⇒ 企業に期待する傾向
③「健康」「つくる責任、つかう責任」「水」のテーマ ⇒ 個人的に取り組みたい傾向

3.SDGsの認知者は情報感度・年収とも高く、新しい製品などを積極的に生活に取り入れている。といった内容でした。

また、SDGsという言葉を知っている人に聞いた質問では、「SDGsは、今後世界的に重要になってくると思う」と答えた人が33.3%、「SDGsを取り入れている企業には信頼感・好感を持ちやすい」と答えた人が30%、と3人に1人は、企業がSDGsに取り組むことを支持している結果となりました。さらに、個人的に実践していきたい項目を見ても、「責任を持って消費すること」が2位の 35.5%と、消費に対しての主体性が感じ取れます。SDGsを理解すれば「それに貢献する商品やサービスを選びたい」という人が女性に多いことを見ても、これからの時代、女性客から愛される企業になるためには、SDGsを企業戦略にしっかり取り入れていくことが重要です。

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