女性を笑顔にする、マーケティングのヒント。

今や消費の8割以上の決定権を握ると言われる「女性消費者」から選ばれ、愛され続けるためのマーケティングのヒントをお届けします。

AI(人工知能)がおすすめの洋服を提案してくれる時代に。

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。

 

このところ、車や宿泊施設などをシェアする動きが活発になってきていますが、ファッションの世界でも、月額料金を払うだけで洋服やバッグ等をレンタルできるシェアリングサービスの人気が上昇しています。

 

株式会社OMNIS(オムニス)が展開する「サスティナ」も、ファッションレンタルサービスとして2015年3月にサービスを開始。現在では6万人がダウンロードし、多くの女性が利用しています。

 

利用者は、キーワード検索機能を活用して借りたい衣服を選びますが、外出先や着用目的、流行・トレンドや他者の評判など、衣服を選ぶ際のユーザーの嗜好は多岐にわたるため、検索機能だけでユーザーの衣服選定ニーズを満たすことは限界があります。

 

そこで同社は、ユーザーの衣服選びをサポートするレコメンド機能(おすすめ機能)の提供を10月より提供することを発表しました。サービス開始以来蓄積されたサスティナ内のユーザー行動履歴や、コーディネーターの知見をAI(人工知能)が総合的に分析し、同社が保有する大量の衣服の中から、ユーザーの嗜好にマッチする衣服を提案。AIによるパーソナルレコメンド機能を提供開始することで、利用ユーザーがより衣服を選びやすくなります。

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また、将来は音声入力によるチャットサービスの自動応答機能などを活用し、ユーザーがAIと対話しながら洋服選びができるような機能になることを目指します。

 

働く女性が増える中、洋服選びに時間をかけたくない女性が増えています。AI(人工知能)がおすすめする洋服提案サービスは、時間を節約したい女性にとってうれしいサービスになりそうです。AI(人工知能)が実現する幸せ社会が少しづつ現実になってきています。