女性を笑顔にする、マーケティングのヒント。

今や消費の8割以上の決定権を握ると言われる「女性消費者」から選ばれ、愛され続けるためのマーケティングのヒントをお届けします。

ワークスタイルの変化に注目しよう!フリーランスが増えている。

みなさんこんにちは。ライフスタイルマーケティングの和田康彦です。

 

インターネットやスマートフォンの普及は、私たちの働き方をも大きく変えています。例えば、配車サービスの米ウーバーテクノロジーズのように、ネット上のプラットフォームで仕事を発注する人と請け負う人をマッチングするサービスは着実に広がっています。国内に目を向けても、インターネット経由で請け負う仕事が広がり、独立自営で働くフリーランスは年々増加。2016年には1千万人を超えたというデータもあります。(クラウドソーシング大手、ランサーズ調べ)これまでフリーランスといえば、カメラマンやコンサルタント、小説家などが思い浮かびましたが、経済のデジタル化やシェアリングエコノミーの進展に伴い、IT関連技術者やウエブデザイナーなどインターネット経由で仕事をするいわゆる「クラウドワーカー」が拡大しているのです。

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背景には、時間や場所に縛られない働き方に魅力を感じ会社勤めを辞めて独立する人の増加や、スマホの普及に伴いインターネットを通しての業務の受発注がやりやすくなり、自らのスキルを活かして単発の業務を請け負う人が増加したことがあります。

 

このような、働き方によって生まれる経済を「ギグ・エコノミー」という呼び、その規模は急拡大しているといわれています。ギグとは「単発または短期の仕事」を意味しており、ギグ・エコノミーも含む広義のシェアリングエコノミーの世界市場規模は2025年に3350億ドル(約36兆円)と13年の22倍に急拡大するとの見方もあります。(プライスウォーターハウスクーパース調べ)。また内閣府は2016年時点の日本のシェアエコノミーが5000億円前後との推計値を発表しています。

 

働き方が変わることで、生活者のライフスタイルや消費のあり方も大きく変化していくことは間違いありません。フリーランス向けの生活支援サービスなど新しいマーケットが生まれていくのではないでしょうか。